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新年賀詞交換会開く
兵ト協中央支部(松村守支部長)は2月3日、神戸市中央区の神仙閣にて新年賀詞交歓会を開いた。
神戸市会議員の平野昌司議員、浜崎為司議員、守屋隆司議員、五島大亮議員が出席した。

松村守支部長は「過重労働について国も動き出した。トラック業界は世間一般より低賃金なので人材確保が困難です。時間外手当や超過料金などを荷主に対して交渉する必要がある」と挨拶。

来賓を代表して藤城秀夫・兵庫県トラック協会業務部長は「ドライバー不足や長時間労働、運賃の低迷などがあるが、29年度は特別委員会を作って人材不足に喫緊に対処することとしております」とした。

続いて神戸市会議員の平野昌司議員、五島大亮議員から「これから湾岸線の工事が始まり、公共シャーシプールに使える余剰地が生まれる。8,000から10,000平米ほどの土地を組合に解放化することができる。まず、みなと総局神戸市フェリーセンターに貸し出し、その後、組合組織に貸し出される。
普通に借りるよりも安く借りることができるが、ただし組合組織としてしっかり機能していないといけないので、行政に対しても見えるようにしていただきたい。通常であれば神戸市と400円を超える価格で取引されていると思いますが、みなと総局神戸市フェリーセンターへの貸し出し金額は220円弱になります。海上コンテナを扱う協同組合が借りる値段は土地によって条件が違ってくると思いますが、200円後半から300円弱を想定しています。最終的に中小海上コンテナ事業社が借りるのは350円あたりで実現できればと思っています。協同組合が末端の事業者に貸し出す差額分は組合の活動の原資、色々な事業者の補助など、余力金などに使えるのではないかと思っている」と挨拶があった。

閉会で鳥居豊太郎・同副支部長は「集まっておられる議員の先生方は、政治は生活だと言うことを忘れないで下さい。われわれは安心して働ける職場づくりを考えているので、いろんな情報をお寄せいただきたい」と閉会挨拶とした。