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タク活性化は無線の出番 近畿自動車無線協会 (2/2)
 坂本会長は冒頭挨拶で「デジタル化の進捗状況は全国で780社約6万2千局強、近畿は41社約5千100局余となっている。来年は50%増の、10万局超の趨勢だ。ディーラーには目を光らせて対応したい。来年は創立50周年を迎える。先人の知恵と努力に感謝したい」と述べた。

 さらに10月から施行のタク特措法と協議会開催に触れて「いよいよ適正車両数に収斂することと運賃もガイドラインの線を引いて収斂する。決まった中で協議会が始まる。地域で実行する方法を決めることが適正化であり、活性化はタクのりばの増設や、どのような商品をこしらえるかである。この無線の役割は大きい。いよいよ無線が出る本番である」と無線を武器としたタクシーサービスの展開を訴えた。

 事業、決算両報告の後、協会員の異動状況は、入会は滋賀県支部1社(30局)、退会は、京都府支部1社(55局)、兵庫県支部6社(100局)、和歌山県支部1社(70局)、滋賀県支部2社(60局)で現会員数は、251会員。また理事の変更は、谷畑守氏(神戸個人タク協組)に替り前野博司氏(同)、北田良嗣氏(奈良近鉄タクシー社長)に替り長谷川久氏(同)で、次期総会で承認。

 審議終了後、松本奈良雄相談役の乾杯発声で懇親会開宴となった。