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兵バス協 第4回 理事会
兵庫県バス協会(長尾真会長)は、3月10日第4回理事会を開き、平成29年度計画、同予算を審議、原案どおり決定した。

また29年度功労者大臣表彰候補者に加藤友彦・淡路交通代表取締役社長を推薦することも決めた。

冒頭、長尾会長は「当社の故上杉会長のお別れ会にはお忙しい中ご出席賜り厚くお礼申し上げます。また死後となりましたが、従四位旭日中授章の叙勲を受けました。皆様のご支援とお礼申し上げます。当社にとっては大きな後立てを失ってしまいましたが、全社員一致協力して諸事業を推進して参りますので、変わらぬご支援をお願いします」と謝辞を述べた後「今理事会は29年度事業計画、予算と貸し切りバス事業の適正化事業の話しもあると思います。慎重な審議をお願いします」と挨拶。

新年度事業計画は、乗り合いバス事業は地域公共交通形成計画策定による自治体との連携、街づくり、地域づくりの視点で公共交通ネットワークの構築で包括的な取り組みと、貸し切りバス事業は本年夏をめどに適正化事業の開始に向け「貸し切りバス適正化民間指定機関」の姿も見えることから、その協力体制への実施と安全確保、新運賃・料金の確実な収受、第三者委員会通報窓口などの活用、不適格事業者への厳しい対処など両事業で12項目の重要施策を決めた。

予算は総額1億480万円弱(運輸事業振興助成4千500万円強を含む)を了承した。