自動車ニュース
トヨタ自動車大学校入学式
トヨタ神戸自動車大学校は4月10日、入学式を行なった。
平成29年度新入生は、自動車整備科219名、高度自動車科61名、高度自動車科3年次編入12名となっている。

前川眞基理事長は「自動車業界は日本において基幹産業です。こうした自動車産業をアフターサービスの面から支えているのが整備士の方々で、社会にとって欠かすことのできない存在です。みなさんには企業や機関から大きな期待が寄せられています。勉学に励み、自らを磨き上げてください」と新入生を歓迎した。

続いて大塚生介校長が「車の知識・技術・整備する力を学んでいただくことはもちろんですが、人から信頼される豊かな人間性を育んでほしい。また挨拶・皆勤・日々の家庭学習を守ってほしい。今こそ自ら行動し、良い習慣を身につけ、素晴らしい未来を切り開いて下さい」とあいさつ。
そしてエンジニアウェア授与で、前川校長は新入生代表の岡田遥真さんと高井梨緒さんにユニフォームを手渡した。

また来賓を代表して岡田研二兵庫陸運部長は「近年ではハイブリッド車やASBを搭載した車が急速に普及しましたが、このような先進技術を搭載した車の整備が出来る環境を整える必要がある。また我が国の自動車保有台数は8000万台普及しているが、整備士が減少すると8000万台の車の安全を保つのは難しくなる。皆さんには国家1級自動車整備士、国家2級自動車整備士を本校で取得し、立派な整備士となっていただけることを期待しています」と述べた。

最後に上級生の井上凌一さんがパネルでキャンパスライフを紹介し、閉式となった。