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健康起因による交通事故について学ぶ 近畿運輸局 (3/3)
 武田氏が理事長を務める大阪ヘルスケアネットワーク普及推進機構(OCHIS)では睡眠時無呼吸症候群(SAS)対策を支援している。


平成13年から4年間で死亡した事業用自動車運転者の疾病は、脳と心臓の病気で6割を占めた。また最近では、生活の質の低下から、突然死を誘発する危険性がある睡眠時無呼吸症候群(SAS)が、大事故を招いていると報告されている。


 SAS者の60%は自覚がなく、その中には重傷者が多い。OCHISでは、その検査と治療を行っており、トラック・バス業者には助成金制度が適用される。


 武田氏はトラック関係者に業界に特化した専門的マネージメントの必要性を呼びかけた。