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県下初、複数の自治体と協力協定  兵庫整備振興会但馬支部 (2/3)
  中貝宗治豊岡市長は調印式の挨拶で「車が道路を塞ぎ、インフラの確保が困難であった」と述べ、04年に豊岡を襲った台風23号や佐用町の台風9号の教訓を振り返り、協定の意義を強調した。


 兵整振が自治体と協力を始めたのは、阪神・淡路大震災において、路上の放置車両や障害物が、消防車等の緊急自動車の到着が遅れたことが背景にある。平成19年10月に兵整振兵庫支部(締結事業数87社)が神戸市と締結し、今回が12例目となる。