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福永会長6期目の続投 新副会長4人を選任 兵庫県トラック協会
兵庫県トラック協会(福永征秀会長)は6月16日、神戸市中央区のANAクラウンプラザホテルで第59回定時総会を開き、平成28年度計画書(貸借対照表、正味財産計画書)の承認、任期満了となった役員の改選は理事57人、監事3人の新役員を承認、新理事による臨時理事会で、福永会長の6期目の続投と、原岡謙一、櫻井光男両副会長の再任、亀田昌広、北野穰、藤井和重の3副会長は退任、後任の新副会長に堀秀夫、藤原康夫、尾上昌史、木南一志の4氏が選任され、また太田啓三専務理事、脇田政司常務理事も再任した。
福永会長は「運賃そのものは一定の理解を得ているが、荷待ち時間や付帯業務をどう料金化していくのか、これが一番の問題となってくる。運賃の書面化が進められており、トラックに対する消費者の関心も高く、この時をチャンスと捉え、また労働環境改善にも荷主とも協調して取り組み、人材確保にも努めたい」と挨拶。
退任の3副会長へは福永会長から記念品を贈ったが亀田氏は「福永会長ら役員の方々に支えられ充実した11年でした」と。北野氏は「10年間、副会長の重責をはたせたのは皆様の支援のおかげ。副会長が若返った。よろしく」と。藤井氏は「理事27年、副会長4年でした。トラック会館建設委員長としての仕事が思い出」と3氏3様の弁に、温かい拍手が送られた。
また、総会に先だって村上功氏(栄進急送)らへの功労者感謝状贈呈等に続き、交通遺児への寄附金は福永会長から新屋敷昭一自動車事故対策機構大阪主管支所長を通じ(公財)交通遺児等育成基金(小幡政人会長)に贈られた。なお、新役員は別表のとおり。