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木下会長続投、新副会長に 河合寛治氏 兵庫県自家用自動車協会
兵庫県自家用自動車協会連合会(木下紘一会長)は6月21日、神戸市中央区のラッセホールで第5回定時総会を開催、平成28年度決算報告、同29年度地区協会会費割当額を審議、原案どおり承認した。任期満了となった役員の改選は、理事18名、監事2名の事務局人選案を全会一致で承認した。その結果、木下会長、関孝行、武内重治両副会長を再選、新副会長に河合寛治氏(東灘協会長)を選任、また高田泰三専務理事は退任し、後任に中村仁志氏(前兵庫県警福崎警察署長)を選任した。
木下会長は開会あいさつで「主力業務の自動車保管場所現地調査は単価引き上げもあり3.1%の微増となった。また原動機付自転車標識交付業務や自販連加盟業者に対するナンバープレート車検証と保管場所標章の同時交付業務の新規事業等により地区協会への財政支援にもなると思う。一方交通事故は死者、件数ともに減少しているが死亡事故の半数以上を高齢者が占め、引き続き地区協会と連携して安全諸対策を積極的に推進してまいりたい」と述べた。
来賓祝辞で岡田研二・兵庫陸運部長は「自動車は移動手段として必要不可欠であるが、快適な車社会の構築にはユーザーの自己責任による維持管理と交通安全思想の普及促進が必要で、貴協会の地域に密着した活躍に期待するところです。行政としても車両の安全確保と環境保全を両輪にユーザーサービスに努めて参ります」と協力をもとめた。
松元美智久・兵庫県警交通部長は、兵庫県下の対立する暴力団対策、特殊詐欺対策について取締りを述べた後「交通事故死、事故件数も減少したが、死者の半数以上が高齢者で、しかも横断歩道外での事故。ドライバーのハイビームの励行を願いたい。7月15日からの夏の事故防止にも効果のある取り組みを期待したい」と呼びかけた。
総会後の懇親会で、高田専務は「在任中は、受託事業の入札制導入やOSS導入などあったが、7年間、皆さまの支援で無事務められた」と謝辞を述べた。
なお、新役員は以下のとおり。(敬称略)
▽会長=木下紘一(洲本、再)、▽副会長=関孝行(赤穂、再)、武内重治(伊丹、再)、河合寛治(東灘、新)、▽専務理事=中村仁志(事務局、新)、▽常務理事=渡邊秀行(事務局、再)▽理事=宮浦栄太郎(長田、再)、吉野光治(須磨、新)、阪上春治(宝塚、新)、松田菊次(三田、再)、坂口庄吾(明石、再)、大山重勝(加古川、新)、中谷稔(高砂、再)、本庄修三(姫路、再)、篠原正泰(飾磨、再)、井上滝秀(養父市、新)、石田昌之(豊岡、新)、黒河内豊(県安全協会、新)、▽監事=押部健雄(神戸西、新)、近澤撃(税理士、再)


※お詫びと訂正

2017年7月発行の自動車新聞に下記の誤りがございました。

(誤) 坂本美智久・兵庫県警交通部長
(正) 松元美智久・兵庫県警交通部長


松元美智久様、ならびにご関係の皆様、読者の皆様に謹んでお詫び申し上げ、ここに訂正いたします。(2017年7月18日)