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専務理事に黒河内氏、常務理事に 中林氏 兵庫県交通安全協会
兵庫県交通安全協会(滝川博司会長)は6月27日、楠公会館で第6回評議員会を開き、平成28年事業報告、同決算、公益目的支出計画実施報告を承認、理事、評議員の補充選任を審議、理事会の上程どおり承認した。
評議員会の開催に先だって、優良交通安全協会(東灘など10協会)優良交通安全協会婦人部(有馬など10婦人部)、優良職員14人(地区7人、県協7人)を表彰した。
滝川会長は「県下の交通事故死者数は、昨年度は昭和22年以降最小となった。兵庫県警本部はじめ、各関係者の協力のたまものと思う。本年度も安全で快適な交通社会の実現に努力して参りたい。当協会の財政と組織合理化、存在感のある協会、会員の拡大の3本柱は、支出を最小とした取り組み、受託事業の維持、地区協会の地域に密着した活動、職員の努力による入会率の維持、さらに8万9千件に達した自転車保険の収益事業など、一定の成果を上げ大きな問題もなく推移したと思う。さらに職員一同努力して参りたい」と挨拶。
理事の補充は、大畑登志夫専務理事が退任、後任に黒河内豊氏(前兵庫県警総務部長)、和田英美常務も退任、後任に中林好弘氏(前兵庫県警交通部運転免許課長)がそれぞれ選任され、7氏を補充選任した。また評議員も粉谷勝巳氏(東灘交通安全協会長)ら8氏を補充選任した。退任の大畑氏は「課題山積の中8年間皆様の協力で役割をはたせた。後任の黒河内氏は、知識、経験、人柄において適任とエールを送った。和田氏も「6年間皆さんの支援で大過なく務められた。参事としてしばらく残るが、しっかり業務を継ぐ」と。また黒河内氏は「変革の時代を乗り越えられた大畑専務の後を受け、交通安全社会の理念に向かって精一杯勤めてまいります」と。中林氏も「一生懸命頑張ります」と財務業務への決意を述べた。