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神姫バス90周年、制服を一新
神姫バス(株)(長尾真社長)は8月7日、創立90周年記念事業について発表を行った。

長尾社長は冒頭「90周年という節目に際して、お客様や地域の皆さまに感謝を伝えるとともに、今後100周年に向けた当社の方向を示すために、この90周年に期待を込めている。当社の企業理念は『地域共栄・未来創成』であり、これは今後も変えずに守っていきたい。不易流行という言葉があるように、本質的なものは変えずに新しいものを取り入れていきたい。また、CSVに注力し、事業活動が同時に社会の課題解決に貢献するといった企業と社会の共通の価値をつくり出すという経営戦略を取っていく」と、100周年に向けたビジョンを示した。
90周年の記念事業として、まずバス運転士の制服を一新する。デザインを担当したのは、JR九州の新幹線「つばめ」や「ななつぼし in 九州」で知られる水戸岡鋭治氏。「機能的であること」「運転士に誇りを持たせること」「スマートで誠実さが感じられること」「オンリーワンであること」という想いを乗せて作製された。濃紺を基調とし青のパイピングが施され、胸章は黒色に金字のデザインとなっている。また、新たにボタンダウンシャツやネクタイ、そしてサングラスが貸与されることとなった。長尾社長は「サングラスの着用には賛否両論あると思うが、安全性向上を第一とし、着用規則などをこれから整備していく」と述べた。

また、90周年を記念して、900円で神姫バス前線が乗り放題となる乗車券を8月8日から販売する。その他にも、記念グッズ(ペン、ゴーフル、ミニカー)の販売や屋久島・福江島・軍艦島をめぐるオータムクルーズツアーの開催、TwitterやInstagramと連携したフォトコンテスト等を開催する。

8月8日に90周年を迎える神姫バス。同日より、90週年記念ラッピングバスが期間限定で走行する。姫路エリア、明石エリア、三田エリアを各1台ずつ、合計3台のラッピングバスが走行し、90週年をPRする。