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兵ト協、平成29年度交通事故防止大会
兵庫県トラック協会は11月8日、平成29年度交通事故防止大会を開催、1.追突事故防止、過労運転防止、適正な車間距離の確保、制限速度の遵守 2.右左折時の安全確認の徹底 3.夕暮れ時の早めのライト点灯を徹底――を柱とする輸送の安全確保の大会宣言を参加者全員がハチマキ、タスキがけで気勢をあげて採択した。

講演は「交通事故防止に係る最近の運輸行政の動きについて」と題して福永清治・兵庫陸運部整備部門専門官が、「県下の交通情勢について」と題して野上浩二・兵庫県警交通部交通企画課警部が講演した。

続いて「我が社の交通事故防止の取り組みについて」と題して松本賢吾社長が講演した。松本氏は「デジタコ、GPS、ドラレコ、IT点呼機器、バックモニター等の活用を述べて、「事故は絶対に起きる」の考えで対処する、要は機器を活用して初めて導入の意味がある。ドラレコ導入(インカメラ)して、ドライバーの意識が変わった。またグループ単位の教育も効果がある。さらに無事故ドライバーの報酬制度も必要でモチベーションが維持できる。要は無事故の取り組みは社長があきらめると社員もあきらめる」と締めくくった。