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淡路島地区にUBERアプリ導入
兵庫県タクシー協会(吉川紀興会長)は11月21日、淡路島地区タクシー事業者限定のウーバーアプリ導入について記者会見を行い「淡路島の観光振興に合わせ公共交通として2次交通はタクシーしかなくウーバーアプリによるタクシー配車の実証実験(6カ月〜1年間)を行う。これは兵庫県淡路県民局が主体となって行い、ウーバーとの条件等の交渉は、同淡路県民局を通すことを条件で、地元タクシー業者と直接交渉はない。また自家用(白タク)との契約は将来的にもしないとウーバー社から確約を得た」と表明した。

また、席上で吉川会長は、「この実証実験は淡路島地区タクシー事業者の意向をくみ行うことから当協会には交渉経過等すべて報告を求めることも県民局に伝え、快諾されている」と全て経過報告を受けるとした。

そして結果を注意深く見守るとしつつ、「県下各地域の活性化を図ることを第一にしており、ウーバー社の対応については全タク連の方針と変わることなく、慎重に進めていくよう県民局に要請している」とした。