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近畿陸運協会、県内医療施設に車椅子を寄贈
近畿陸運協会(徳野辰夫理事長)は12月1日、公益事業の一環として、兵庫県内の真星病院ほか、医療センターなど12施設に自走型車椅子13台を寄贈した。

平成22年に開始された同事業は近畿2府4県で毎年実施されている。兵庫県は2巡目となり、これまでに94台の車椅子が寄贈されている。

贈呈式は同日、兵庫県西宮市にある西宮協立脳神経外科病院で行われ、徳野理事長から三宅裕治・西宮協立脳神経外科病院院長に目録が贈られた。

徳野理事長は「平成22年より車椅子の贈呈を行っている。毎年贈呈できる車椅子の数は限られているので、昨年より、使用されていない車椅子の清掃活動も行っている。必要とされる方がたくさんいるので、今後も我々の事業として進めていきたい。ご協力よろしくお願いします」と述べた。

三宅医院長からは「医療費削減を念頭において診療報酬改定が毎年行われている。そんな中で、このような必需品を寄贈していただくことは、病院と患者にとって、大変ありがたいことだと思っている。大切に使わせていただきたい」と謝辞があった。