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井阪運輸(株)など13社14営が受賞─Gマーク陸運部長表彰
11月24日、神戸運輸監理部兵庫陸運部(岡田研二部長)は安全性優良事業所(Gマーク)の部長表彰式を神戸運輸監理部魚崎庁舎にて行った。

表彰に際して岡田部長は「貨物自動車運送事業安全評価『Gマーク』の安全性優良事業所の認定を10年以上取得している事業所の中から特に安全対策等について顕著な功績が認められる事業所を表彰した。安全性向上が社会的に求められる中で、荷主や消費者から安全性優良事業所が認知され求められており、これこそGマーク導入の目的。トラック事業の総合安全プラン2020で平成32年までに死者数200人以下、人身事故1万2500件以下、飲酒運転ゼロを目標として新たな仕切り直しをしたところ。トラック運送事業の適正化に一層のご尽力いただきたい」と述べた。

来賓を代表して木南一志・兵庫県トラック協会副会長は「働き方改革が進む中、運送事業者は安全を追求しながら労働時間を短縮するという大変厳しい課題が与えられている。今回はGマークを初めて受けてから10年という節目。竹に上下の節ありというように、節目があるからこそ雪の重みに耐え、晴天に起き上がることができる。この節目を大切に、次の10年に向けて、それぞれの事業所で、現場のドライバーが元気に仕事をできるようにお願い申し上げます」と祝辞を述べた。

受賞者を代表して、松坂毅・井阪運輸(株)播磨営業所長は「陸運部長表彰は、Gマーク認定を10年以上受けている事業所で、デジタコ、ドラレコが90%以上装着や、輸送の安全確保に関する会議、活動等、定期的な運転者教育を実施しているなど一定の要件を満たしていれば表彰されていると聞いている。トラック運送事業は国民生活や経済活動を支えるインフラとして国内物流の大部分を担っている。そのためにはトラック事業者は安全・安心な輸送サービスに努め、交通安全・事故防止への取り組みには業界を上げて取り組んでいる。他の事業所の模範となるよう輸送の安全・安心に尽力していく」と謝辞を述べた。

なお、今回の受賞事業者は以下の通り(「営」は営業所)。

井阪運輸(株)西宮営、井阪運輸(株)播磨営、キャリーシステム(株)姫路営、神戸和光(株)本社営、(株)サン・トランスポート本社営、(株)ショーゼン本社営、大一倉庫(株)本社営、大光陸運(株)姫路営、白栄物流システム(株)本社営、日置運送(株)本社営、氷上運送(株)本社営、福島運輸(株)本社営、陽神ロジテック(株)本社営、(株)吉田組本社営