自動車ニュース
年頭所感─兵庫県自動車車体整備協同組合 理事長 津田信行
健康を守るには万歩の日々を 知恵を活かすには万読せよ

新年を迎え謹んでお慶び申し上げます。

兵車協は、会員の皆様をはじめ、各種団体の皆様のおかげで充実した運営が出来ていることに心より感謝申し上げます。

平成二十六年度から日車協連は、先進安全自動車対応優良車体整備事業者の認定制度に取り組んで参りました。

先進安全自動車ASVは、先進技術を利用して、衝突安全性能等を確保し、ドライバーの安全運転を支援するシステムを搭載した自動車であり、省エネルギーを実現するために、超高張力鋼板等の材料が主要格に採用され、車体補修の際には、超高張力鋼板に対応できるスポット溶接機、並びに、ABSはもとより、自動車に搭載したレーダーやカメラからの情報をコンピュータが解析し、運転者への警告やブレーキの補助操作を行う、被害軽減防止装置の点検に必要なスキャンツール等々、多様な高度化対応技術が必要になって参りました。日車協連では、平成二十九年度から先進安全自動車対応優良車体整備事業場の申請受付を開始しました。会員の意識を高め、ユーザーに安心安全の提供をと思っております。

平成三十年度は兵車協として日車協連が認定する先進安全自動車対応優良車体整備事業場の取得を五十社以上の申請を目指したいと思っております。

体を鍛える基本は歩くことから、能力を鍛える基本は新聞、情報誌を万読することだと思います。一日一万歩を基本に、一日万読を心がけ情報を吸収しユーザーに対応できる事業所となって頂きたいと念じております。

心を磨き、体を動かし、頭を鍛え、人間力を高めながら先進技術に対応のできる事業所の集まりが兵車協だと思っております。会員並びに各種団体の協力を得ながら三十年度も前進の道を歩みたいと思います。

皆様のご繁栄ご健勝をお祈り申し上げ、新年の挨拶とさせて頂きます。