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「感謝の轍と未来」をテーマに 創立30周年を祝う―兵青協 (1/2)
兵庫県トラック協会青年部協議会(黒田智也会長、以下兵青協) は昭和62年の創立から30周年を迎え、ANA クラウンプラザホテル神戸で記念式典を開催した。会員や関係団体をはじめ、OB や県外の青年部会なども含め多数出席した。

第一部の式典の開催にあたり黒田会長は歴代の会長やOB へ向けた感謝の言葉を述べるとともに、式典のテーマである「感謝の轍( わだち) と未来への道」に触れ、先人たちの足跡と、前へ向いて走っていく、先に続く未来について語り「まだまだ物流業界は厳しい経営環境にあるが、兵青協の成長が業界の発展につながるという強い意気込みを持ち、一丸となってこれからも会務に励みたい」と決意を新たにした。

福永征秀・兵庫県トラック協会会長から来賓祝辞があり、兵青協の設立当初の取り組みについて振り返る一方、「トラック産業が世の中にどれだけ必要とされるか、認知度が上がるような仕組みづくり、これを成しえて初めて個々の会員のためになる。兵青協の取り組みを兵ト協が今後どのようにサポートするか、態度や行動でどのように示していくかが重要だ」と語った。

岡田研二・神戸運輸監理部兵庫陸運部部長は、兵青協が設立当初より取り組んできた、チャリティ、ボランティア活動をはじめ、地域社会の振興に大いに貢献してきたことへの敬意を表し、「今後も会員各位のさらなる堅い結束のもと、壮年期のバイタリティーと行動力で業界のけん引者となって、次の10 年の更なる飛躍を目指した、より一層の活動を展開することを期待する」と述べた。