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優良運転者表彰式開く ー 東阪神タクシー協同組合
東阪神タクシー協同組合(五十嵐一俊理事長)は3月7日、尼崎市中小企業センターで第18回(平成29年度)優良運転者表彰式を開き、平田完(みつる)氏(尼崎工都タクシー)ら14社55名の乗務員を表彰した。

五十嵐理事長は「事業者は減少する労働力の問題などにより混迷を極めており、暗中模索の状態から解放されることを期待し、なんとか頑張っている状況だ。また、シェアリングエコノミーが世界的な潮流となって押し寄せてきている。これに対し、真心のこもった接客と安全・安心を心がけ、タクシー産業を守る必要がある。人の命を運ぶタクシーは、常に安全意識を高揚させ、交通法規を遵守し、交通事故は絶対に起こさない、という心構えのもと、引き続き慎重な運転をお願いしたい」と式辞を述べた。

来賓祝辞で岡田研二・兵庫陸運部長は「受賞者の皆様は、高いサービスの提供に日々努力され、他の運転者の模範となる方々だ。本日の受賞は個人の名誉であるとともに、県内のタクシー業界全体の誇りであり、行政としても喜ばしく、心強く感じる。タクシーは公共交通機関として、安全・安心で気持ちよく乗れることが何より大事。利用者の方から、また乗りたいと思ってもらえるように、今後もますますの活躍を期待したい」と述べた。その他、尼崎市長、尼崎東警察署署長からのメッセージ代読もあった。

最後に受賞者を代表し、●鍋俊行氏(商都交通、●:はしご高)が「先日出場した『タクシー乗務員接客コンテスト』で、お客様に安心して気持ちよく乗ってもらうためには、お客様の立場に立って、真心のこもった接遇サービスが重要だと改めて学ばせていただいた。この経験を日々のタクシー乗務にも生かしていきたい」と謝辞の中で今後の抱負を述べた。

※一部お名前の漢字を表示できない箇所があり、「●」と説明書きの記載としております。ご了承ください。