自動車ニュース
【年頭所感】兵庫県レンタカー協会  山城 益史 (1/2)
 一般法人化を重要目標に

 新年あけましておめでとうございます。旧年中は当協会の業務運営に多大なる協力と支援を賜りまして誠にありがとうございます。紙面を拝借いたしまして心より御礼を申し上げます。ありがとうございます。西暦も2000年からはや10年目に入り年月の経過の早さに驚いております。
 
 昨年は、皆様ご承知の通り政界に於きましても政権交代という大きな変化がございました。当然のことながら経済界、産業界も大きな変化が生ずるものであると推測されますが、とりわけ我々自動車関連産業に於きましては多面的に変化が顕著に表れることは紛れもない事実でございます。
昨年の国連気候変動首脳会議に於いて我が国の温室効果ガスの25パーセント削減(1990年比)を2020年までに行うと世界に向けて公約いたしました。中国やアメリカもこれに刺激された次々と新たな目標を公言しだし世界的にエコのうねりが始まりました。ハイブリット車の普及や電気自動車の一般ユーザーへの販売が大いに拡大され、エコ元年とも云われましたが、更に、今年は建設機械分野に於いてもハイブリッドが導入
されEVやハイブリッド車の普及や拡大が進むと思われます。

 我が産業に於きましてもこの流れに追随していかねばなりません。都市部に限定されるかもしれませんが、一般家庭に於きましても自動車の保有意識が軽薄化してきておりますし、安価な燃費の良いコンパクト車のリクエストが多く、必要なとき必要な自動車を必要な時間だけ使用する風潮が益々増加傾向になると思われます。例えばユーズドカー使用レンタカーや会員制のカーシェアシェアリング、ワンコイン短時間単位のタイムレンタル制度などが現実に増加いたしており今後の動向も注目しなければなりません。
 
 エコカー減税や補助金制度の延長も決まり若干ながら我々の車両購入時に於いての追い風は感じられます。