自動車ニュース
【年頭所感】県タクシー交通共済協同組合 理事長 大久保 昌彦
 事故防止と迅速な補償対応

 新年明けましておめでとうございます。
 
 昨年はリーマンショック後の経済危機、春先の新型インフルエンザの日本上陸とその後のパンデミック、55年体制の崩壊と戦後初の政権交代等により日本経済は大幅な景気後退を経験しました。世界同時不況に対する各国の大規模な景気対策により、第二4半期以降景気後退に歯止めがかかり、わが国経済も輸出産業を主体に回復の兆しがみえてきましたが、米国のドル安容認、ドバイショックにより、本年末には14年ぶりの円高に突入し再び景気後退懸念が生じました。 
 
 このような状況下では本年も景気の早期回復を期待することは困難と思われますが、当組合としましては、相互扶助の精神のもと事故防止の啓発と迅速な補償対応に努め、自らの体質の強化に注力し、加入事業所の事故に伴う経営リスクの縮減に資するとともにタクシー事業の社会的責任の一翼を担ってまいりたいと決意を新たにいたしております。
 
 組合員各位のご理解とご協力をお願いいたしますとともに皆様のますますのご発展を祈念申し上げます。