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【年頭所感】県トラック運輸厚生年金基金 理事長 北野 耕司 (2/2)
 また、厚生年金基金におきましては、日本経済のみならず、世界的金融危機による運用環境の悪化によって、大変厳しい資産運用状況が続いており、平成20年度の決算でも前年度に引き続き大きなマイナスとなりました。
厚生労働省からの「財政運営の弾力化措置」によって掛金の引上げは猶予されることとなり、今後は「長期運営計画」を策定し、運用環境の状況に注視しながら、厚生年金基金の運営に携わる所存でございます。

 課題となっております加入員記録の突き合せ作業につきましても、企業年金連合会と連携し、皆さまに安心を得ていただくために着実に対処してまいりますので、なお一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 
 結びにあたり、加入事業所ならびに加入員みなさまの弥栄といよいよのご健勝をお祈り申し上げ、年頭のごあいさつとさせていただきます。