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「心豊かで人にやさしい車社会へ」兵庫県自家用自動車協会連合会 (1/2)
兵庫県自家用自動車協会連合会(木下紘一会長)は6月20日、神戸ベイシェラトンホテル&タワーズで創立70周年記念式典を開催した。式典は関孝行副会長の開式のことばで進行、式辞で木下会長は、来賓、会員ら出席者に盛大に開けたことを感謝しつつ「国民生活と切り離せない自動車は全国で7,824万台超、兵庫県下は287万台超と、2人に1台保有しております。また自家用車両は全体の97%を占め、我が国の流通経済の原動力です。当連合としては自動車の保管場所の現地調査を主業務としており、このことからも国民生活を支えて活躍してきたと自負するところです。過ぎ去った70年は、交通事故、交通公害という大きな社会問題を引きずりながら、激動と変化の時代で、苦難と栄光の歴史でありました。平成7年1月17日に発生した阪神淡路大震災で未曾有の被害を受けたが苦難を乗り越えた。また創立50周年の平成10年4月は県民悲願の明石海峡大橋が開通した。さらに70周年の本年3月には新名神高速道路が神戸JCから高槻JCまで開通した。この間、運輸局、県警を始め、関係機関のご支援に深くお礼を申し上げます。当連合会はユーザー会員離れの厳しい現状を正しく見つめ、高度成長していた時代の惰眠から目を覚まし、低成長期の道を模索しその進路を見極め、人と車の調和、安全で快適な交通秩序の確立を目指し、心豊かで人にやさしい車社会のさらなる発展に寄与して、社会的役割を達成するよう努力してまいります」と新たな決意を述べた。