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整備士業界を高校生にPR ― 自動車整備士職業紹介フェア (1/2)
兵庫県自動車整備人材確保・育成連絡会(参加団体=兵庫陸運部、兵庫県自動車整備振興会など、協力=〈独法〉自動車技術総合機構 近畿検査部兵庫事務所)は、7月28日神戸運輸監理部兵庫陸運部構内(神戸市東灘区)で「自動車整備士職業紹介フェアin神戸2018」を開催した。今年で4回目の開催で、57名(定員50名)の兵庫県下の高校生が参加した。

午前9時30分から兵庫県自動車整備会館で開会式が行なわれた。成久博康・兵庫陸運部長は「本日の体験を通して、少しでも自動車業界を身近に感じてもらいたいと思います。みなさんにとって良い夏休みの思い出になることを期待しています。また、将来の選択肢の一つとして自動車整備士を考えてもらえれば」とあいさつした。

参加した高校生は、トヨタ2000GTの記念撮影をはじめ、自動駐車機能を搭載した新型リーフなどの次世代車両、ホンダ・シビックタイプRなどのスポーツカーの展示や、スキャンツールを使った整備と傾斜角度試験の実演などを見学した。へこみ修正鈑金体験とヘッドライト磨き体験では、実際の機材を用い自分たちの手で整備を体感し、自動車整備業全般について理解を深めた。