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平成30年度交通安全県民大会開催 (2/2) |
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瀧川博司・一般財団法人兵庫県交通安全協会会長は「県下の交通事故件数は減少傾向にあるが、輪禍に遭い死亡・負傷し、後遺症に悩む人も少なからずいる現実がある。サポートカーなどの進化を期待する一方で、これを使うのはあくまで人。県民への交通ルール徹底とマナー浸透を図り、みなさまと力を合わせ交通安全社会の実現に努めたい」と語った。 続いて交通安全功労者・団体への感謝状贈呈式が行われ、個人54名、28団体が受賞した。受賞者を代表して、個人から朝生一郎氏(太子町)と西口艶子氏(神戸市)、団体から伊丹産業株式会社に井戸敏三知事から感謝状が贈呈された。その後、キッズ交通保安官任命式が行われた。このイベントは県内の飲酒運転撲滅のために実施されており、現在まで延べ5,998人の小学生が任命されている。今年度の応募者を代表し、神戸市立こうべ小学校の6名へと任命証が手渡された。任命証の交付後に初めての仕事として、大きな声で飲酒運転の追放を呼び掛け、会場から拍手が起こった。その後、たつの警察署による交通安全教室、尼崎市出身のミュージシャン「あまゆーず」によるミニコンサートが開かれ、会場を大いに沸かせた。 プログラムの最後に、参加者全員で5カ条の「ひょうご交通安全憲章」を唱和した。その後、木下紘一・兵庫県自家用自動車協会連合会会長が、「みなさまのご協力のもと、交通事故の無い安全安心な兵庫であることを心から願う。悲惨な交通事故を一件でも無くすため、積極的な交通安全対策に取り組んでいきたい」と主催者謝辞を述べ、会を締めくくった。 |