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生産性向上や人材確保に有効なIT導入を語るー兵ト協で開催 (1/2)
全日本トラック協会(坂本克己会長)と兵庫県トラック協会(福永征秀会長)は10月18日、兵ト協総合会館で「中小トラック運送事業者のためのIT活用セミナー」を開催した。全ト協の情報化推進委員として情報化支援に取り組む、森高弘純・近代経営システム研究所代表が講師を務めた。

森高氏は、中小トラック事業者のIT活用について、「2年前の調査時と比べドラレコとデジタコの導入が顕著に進んだ」と導入の現状について述べた。また、「配車管理システムの導入は進んでおり、最近ではAIを活用した配車アプリも出てきている」と昨今の情勢についても触れた。

多くの事業者の課題となっている生産性向上については、ITを活用して、業務の効率化(時間短縮・賃金アップなど)、安全性の向上(点検・点呼・健康管理など)、受注確保と人材確保を行う重要性について語り、積極的なIT導入を勧めた。

また、全ト協ホームページで配布している原価計算シートについて説明を行った。「車両別原価を定めておくと、見積もりなどの対応もすぐに可能になる」とメリットを強調し、「データに基づいた計算を用いることで、運送業者が顧客と交渉するための武器にできる」と積極的な活用を求めた。