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ヒヤリ、ハットの活用でリスク管理 ー セミナー開催 |
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自動車対策機構兵庫支所(西田誠支所長)は11月28日、神戸商工貿易センタービルで平成30年最終回となる国交省認定「リスク管理(基礎)」セミナーを開催した。県下のトラック、バス、タクシーの各事業所から31名が参加した。 講師は同支所のスタッフ高田悠暉氏で、日頃の適正診断に従事する立場から「ヒヤリ、ハットを早く収集することが大事だ」と前置きして話した。そして「運輸の安全確保での安全マネジメントとは、(1)経営トップが中心となって主体的に、積極的な関与をする(2)PDCAサイクルをしっかり廻すこと――の2点だ」とした。 またリスク管理とは「ヒヤリ、ハットの情報を収集して管理に役立てることで、その手順は、集めた情報の精査、また集める情報の対象をしぼること。これは効率化となる。また、ヒヤリ、ハットは「見える化」で分類集計すること。さらに危険要因(左折、信号等、確認不足など)、多発する事故項目などの具体化も重要だ」とした。 このあと参加者によるロールプレイング形式で、リスク管理を実習してセミナーを終えた。 なお、このセミナー受講者に与えられる「インセンティブ」は経営管理者(自動車運送事業者)部門の要員が受講、かつ受講の内容を活用していることが確認された事業者を地方運輸局は、長期間の監査未実施を理由とする巡回監査及び呼出監査の対象から除外することができるとするもの。よって認定セミナーを受講したことで直ちに監査の対象から除外される訳ではない(貸切バス事業者は除外)。 |