自動車ニュース
大陽運送 (株)など6社7営が受賞ーGマーク兵陸部長表彰
11月27日、神戸運輸監理部兵庫陸運部(成久博康部長)は安全性優良事業所(Gマーク)の兵庫陸運部長表彰式を神戸運輸監理部魚崎庁舎にて行った。

この表彰は全国貨物自動車運送適正化事業実施機関が実施している「Gマーク」事業(貨物自動車運送事業安全評価事業)において、安全性優良事業所の認定を10年以上取得している事業所の中から顕著な功績が認められる事業所に贈られるもの。

表彰に際して成久部長は「受賞された皆様は安全性に対する法令を遵守され、安全性に対する取り組みを積極的に行っておられるGマーク認定事業所の中でも、お手本というべき優秀な事業所。安全の確保にご尽力いただいていることに感謝申し上げるとともに、業界のトップランナーとしてさらなる活躍を期待している。全事業者数の28.9%にわたる24,482事業所が認定を受けており、全てのトラック事業所の4分の1を上回る数となっている。荷主や消費者から認知され、求められ、選ばれている証であり、これこそがGマーク制度の目的。今後も、それぞれの企業価値を高め、トラック業界のイメージアップ、健全化につなげて欲しい」と述べた。

来賓を代表して木南一志・兵庫県トラック協会副会長は「今、我々運送事業者に課せられたさまざまな課題には厳しい現実がある。現場の苦労の中で培われた知恵や取り組みを表彰状の中だけではなく、模範として多くの会員に紹介していきたい。現場が元気に安全に運行できるのが会社・経営者の願いであり、現場のドライバーとその家族の願いでもある。いろいろな形で工夫を重ねながら安全という答えを導き出していける事業者になっていただきたい」と祝辞を述べた。

受賞者を代表して、池尻博史・大陽運送(株) 代表取締役は「トラック運送事業は国民生活や経済活動を支えるライフラインとして国民物流の大部分を担っており、今後ともその役割を果たしていかなければなりません。そのためにトラック事業者は安全・安心な輸送サービスに努め、とりわけ交通安全・事故防止には業界を上げて取り組んでいる。今回の栄誉を励みとして、他の事業所の模範となるよう引き続き輸送の安全・安心に尽力していく」と謝辞を述べた。

なお、今回の受賞事業者は以下の通り(順不同、「営」は営業所)。
栄進急送(株)本社営、大陽運送(株)北神営、神戸営、神戸三興物流(株)本社営、(株)つばめ急便姫路営、神姫逓送(株)本社営、(有)丸福物流サービス姫路北営