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【年頭所感】軽自動車検査協会兵庫事務所 所長 長谷川 隆則 |
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検査の高度化に向けて 新年明けましておめでとうございます。 平素は、業務運営に深いご理解と格別のご協力を賜り、職員一同、厚くお礼申し上げます。 昨年は、100年目の自動車革命といわれた年でもあり、軽自動車においても電気自動車のタクシーが走る時勢となっております。 さて、わが国の軽自動車の保有台数は平成21年10月末現在2660万台を超えており、兵庫県下におきましては、約95万4千台(内兵庫管轄53万2千台、姫路管轄42万2千台)となっております。一昨年来からの不況の中にあって新車の届出台数は低迷しておりますが保有台数においては毎年数十万程度増加傾向にあります。 窓口業務につきましては、昨年電算システム更改を実施し、申請書様式(OCRシート)などについて改正を行いましたが、利用者の皆様はじめ自動車関係団体様のご協力によりましてスムーズに移行出来ましたことをあらためて感謝いたしております。また、登録車と同様に自動車検査証の備考欄へ走行距離表示値を記載し、使用者及び整備関係者への利便向上を図っています。 検査業務につきましても、国および検査法人の動向を踏まえ、本年から「検査の高度化に向けて」とのことで千葉事務所袖ヶ浦支所において試験運用が実施されます。従来、検査票に記録していた検査結果を、電子的に保持し、電算システム上で合否判定と検査結果レ ポートの提供を行います。軽自動車も近年ユーザーニーズの多様化等で質の高い検査システムを提供することが求められており、今後避けては通れない重要課題のひとつとなっております。 また、検査予約システムが平成22年2月1日から新たに稼動することにより、電話だけではなくインターネットによるユーザー車検予約も可能になります。 本年も軽自動車の安全、安心をモットーに、快適な業務サービスの提供に努めてまいりたいと思っておりますのでよろしくお願い申し上げます。 最後に自動車関係業界様のご発展と皆様方のご健勝、ご多幸を心よりお祈り申し上げます。 |