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「『猪突猛進』で課題に取り組む」ー大阪府自動車関係業界交歓会 (2/2)
来賓の八木一夫近畿運輸局長は「今年は行事の多い年、元号が変わり、新しい時代がくる。G20サミット、ラグビーワールドカップ、消費税増税などを控えている昨年の訪日外国人は3000万人を突破した。この勢いは今年も続き、自動車関係団体にもいい影響を及ぼすだろう」と新しい年に期待感を示した。また、働き方改革について触れ、「労働環境を改善し、皆が明るく働ける社会にしていきたい。自動車関係業界も多くの雇用を持っており、その一翼を担っているので、宜しくお願いしたい」と呼びかけた。

同じく来賓の内山田竹志日本自動車会議所会長の代読で山岡正博専務理事が「昨年の自動車業界は、自動車関係諸税の抜本改正に向けた勝負の年と位置付け、関係21団体で構成する自動車税制改革フォーラムを軸に一丸となって活動を展開した。悲願である自動車税の恒久引き下げを実現することができた。税創設以来、初めて開けることができた風穴である。一層のユーザーの負担軽減、簡素化の実現を目指していく。100年に一度の変革期を迎えている自動車産業にとり、大阪が大きな起点の一つとなり、世界に向けて車の新たな魅力と可能性を発信する絶好のチャンスである」と祝辞を述べた。