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定款一部改正 理事会・評議員会での意思決定を迅速に
第14回定例理事会
兵庫県交通安全協会(瀧川博司会長)は3月26日楠公会館で、第14回定例理事会を開き、2019年度事業計画、同予算を審議、原案どおり承認するとともに、定款の一部改正と「ひょうごけんみん自転車保険」の運用状況についての報告案件を了承した。

瀧川会長は冒頭「昨年中の県下の交通事故死者数は152人と前年より9人減少、人身、負傷者とも減少した。しかし死者の内、65歳以上が半数以上を占め、またその中の半数が歩行中です。自転車関連事故も多く、「あおり」運転や飲酒による重大事故も続いている。協会は県、県警察の支援を受けて、県民1人ひとりの交通安全意識の高揚と醸成を図り、県民の理解を得る存在感のある協会の構築、中・長期的な視野に立つ財政基盤の確立と各地域交通安全協会の財政基盤たる免許更新センターの充実と強化、各機関、団体と連携を深め、安全な交通社会のため各種の取り組みを進めて参りたい」と挨拶して協力をもとめた。

新事業計画は(1)創意と工夫を凝らした交通安全活動の推進(2)中・長期的視野に立った、受託事業の効率的な推進と展開(3)更新センター窓口業務の充実と代行事業の効率的な推進―を3本柱とする10項目の施策とした。定款の一部改定は、緊急重要案件等に対する意思決定を迅速に行うため、理事会・評議員会をコンパクトにしてスピード感ある対応を目的に、理事・評議員の人数枠を縮小する改正である。評議員は「5名以上30名以内」(現行25名以上40名以内)、理事を「5名以上30名以内」(同)と変更する旨を理事会に報告した。定款の一部改正は、6月開催予定の定例理事会、定例評議員会で議決の予定。