自動車ニュース
新会長に鈴木一明氏を選任
第72回定時社員総会
大阪自動車会議所(桝元政明会長) は、第72回定時社員総会を6月6日大阪市天王寺区のシェラトン都ホテル大阪で開催、平成30年度事業報告、同収支決算を原案どおり承認した。

桝元会長は冒頭挨拶で「長年の懸案である自動車関係税制の問題では自動車関係団体が一丸となった結果、税の創設以来、初めて自動車税の引き下げが実現できた。ユーザーの負担を軽減すべく、今後も訴え続けていく」と述べ、令和の幕開けに伴い、「新元号のように一人ひとりの会員が明日への希望とともに、それぞれの花を咲かせるような自動車関係団体でありたい」と各会員の今後の活躍に期待を込めた。

役員の改選では、大阪バス協会の会長が桝元氏から鈴木氏に変更となったことに伴い、桝元会長が退任し新会長に鈴木一明氏(大阪バス協会会長) が就任した。理事長の北村太作氏(大阪府レンタカー協会)、監事の吉田純一氏(大阪オートバイ事業協同組合) がそれぞれ退任し、新理事に豊浦正之氏(大阪府レンタカー協会会長)、新監事に池淵香次氏(大阪オートバイ事業協同組合理事長) が就任した。

新会長の鈴木氏は「会長という大役を引き受け、身の引き締まる思いで、責任の重さを痛感している。1年間、会員の皆さまと自動車関係業界発展のために、役員と共に手を携え、与えられた役割を果たしていきたい」と挨拶。

来賓祝辞では八木一夫・近畿運輸局長が「自動車関係団体が一同に会しているのが大阪自動車会議所。ラグビーワールドカップや万博などイベントが立て続けに企画されている。百舌鳥の古市古墳群も世界遺産に登録されようとしている。まさに大阪は話題の中心であり、日本経済の牽引役。そのために自動車業界もしっかりと頑張っていただきたい」と激励した。また、日本自動車会議所の内山田竹志会長の代読メッセージを山岡正博専務理事が披露した。