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通常総会で池田会長を再選
近畿自動車無線協会(池田誠也会長)は5月29日、大津市の琵琶湖ホテルで通常総会を開き、平成30年度事業報告、同決算と新年度事業計画、同予算を原案どおり承認した。任期満了となった役員改選は、池田会長(生駒交通) を再選、新副会長に濱本民夫氏(全大阪個人タクシー協組) を選任、他の川本恵三(京都タクシー)、吉川紀興(西神交通)、岩橋正典(有田交通)、田畑太郎(滋賀タクシー) の各副会長は再選した。新理事は濱本氏と北浦康充(大和交通)、磯谷淳(近江タクシー) の両氏。

池田会長はMaaSや先進技術の導入、当面する運賃改訂など諸課題について述べ、「配車システムの高度化・自動化が不可欠だ。総合的な配車サービスの整備が必要」と訴えた。

来賓祝辞は栗原弥生・近運局自動車交通部長がタクシー無線による利用者ニーズへの的確な対応を求めたほか、桑鶴忠良・近畿総合通信局無線通信部長が大橋秀行局長の祝辞を代読、熊谷浩一・滋賀県警交通部長が祝辞を述べた。

また、坂本克己・最高顧問は「交通空白地の足の確保は全てタクシー無線だ。令和の時代、再びタクシー無線の時代が来る。自身と誇りを」と近畿の一丸となった結集を求めた。