自動車ニュース
事故防止セミナー開く
兵庫県交通共済協組 事故防止委員会
兵庫県交通共済協組の事故防止委員会(中川道明委員長)は9月14日兵ト協会館で、講師に高柳勝二・(株)プロデキューブ代表取締役を迎え、「交通事故に遭わない防衛運転の指導方法〜一番に選ばれる運送会社になるために〜」をテーマにセミナーを開催した。

開会にあたり中川委員長は「1972年(昭和45年)の第1次交通戦争といわれた時の全国の交通事故死者数は1万6千765人でした。2018年はなんと3532人(対前年162人減)でした。約8割の減少です。官民あげての努力の結果です。今日事故の切り札はAIと言われている。AIで何もすることがなくなると20〜30年後は「運転手をさせてくれ」と言ったことが起こるかもと私の自分勝手な予想もしている(笑)。車はまだまだ人間が操作するもの。本日の講演内容をどしどし取り入れて無事故を」と挨拶した。

高柳氏は「社員全員がトラックドライバーであり、インストラクターだ。法律はさっぱり分からんが、安全に関する簡単なことを言って、添乗指尊をしている」と前置きをして、事故に遭わない防衛運転を解説した。