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第19回交通安全祈願祭 犠牲者慰霊祭開催
兵庫県トラック協会(福永征秀会長)は9月24日、正副会長、各支部部長、交通対策委員ら約60名が出席して、神戸市中央区の生田神社で交通安全祈願祭、同会館で交通事故犠牲者慰霊祭を開催した。

祈願祭は神社本殿で神職の祝詞奏上、神楽豊栄舞の後、福永会長、原岡謙一・櫻井光男両副会長が玉串奉奠。全員に金鈴授与あり、一拝して祈願を終えた。

交通事故犠牲者慰霊祭は、場所を同神社会館に移し行われた。招魂の儀、献饌、祭詞奏上に続き、祭文奏上で福永会長は「諸霊のありし日を思う時、志半ばにして命をたたれたご無念、ご遺族の耐え難い悲しみ、ご心労を思う時、断腸の念に堪えません」と追悼の言葉を送り「トラックは国民生活の不可欠な物資とエネルギー等を輸送し、国内輸送の大宗を担っております。そのため輸送の安全確保と環境対策は最重要課題ですが、トラックが第一当時者となった死亡事故は本年7月末現在、対前年比7件減少、124 件と減少傾向にありますが依然として高い水準です。また高速道路で停車中の車に追突する事故が多くなっています。私どもは今業界あげて2020年までに死者、事故件数の半減、飲酒ゼロを目指し、トラック総合安全プラン2020を目標に定めて交通事故防止、長時間労働改善の働き方改革などに最大限の努力をすることを諸霊にお誓いします」と朗読した。出席者全員が玉串奉奠、還魂の儀で閉会となった。

祭典には正副会長、各支部長、交通対策委員、北野耕司名誉顧問(姫路合同貨物会長)らが出席した。