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「次の70年100年をめざして」 (1/2)
尼崎運輸事業協同組合創立50周年記念式典・祝賀会開催
尼崎運輸事業協同組合(原岡謙一理事長、以下 尼運協)は昭和44年の創立から50周年を迎え、都ホテル尼崎で記念式典・祝賀会を10月4日に開催した。

式典の開催にあたり、実行委員長である妹尾貴之氏より開式の辞として、出席者に感謝の言葉が贈られた。その後、物故会員の霊に対する黙祷が捧げられ、創立50周年記念DVD を上映し、これまでの歴史を振り返った。

原岡理事長より式辞では出席者に感謝の言葉を述べるとともに「この50年いろいろあった。67社で設立し、現在では47社に。この歴史の重さと50年の厳しさを感じている。一番の難は、平成2年物流2 法による規制緩和で今でも影響している。その結果、ドライバーの長時間労働そして給料の低賃金になり、現在のドライバー不足、高年齢化につながった。しかし、規制緩和後初めて改正貨物自動車運送法が可決された。これは大いに期待するところだ。歴代の理事長、役員、組合の皆様の努力や連携によって今日を迎えた。組合が70年100年と続くよう強固な地盤を築き、総合扶助の精神を強化し続けていきたい。今まで以上に皆さまの協力を願います。」とあいさつした。

創立50周年記念顕彰では、組合員および地域経済の発展に尽力し、当金庫の使命に貢献したとして商工組合中央金庫より尼運協へ記念品と感謝状が贈呈された。

原岡理事長より組合基盤と繁栄に尽くした業績に元理事長の柴田盛男氏(栗山運輸(株))、吉田勝行氏((株)ヨシダ商事運輸)へ記念品と感謝状が贈られた。続いて、組合の基盤確知と共同事業の繁栄に大きく寄与したとし、功労組合員47社を代表して佐藤晃会長(和晃運輸(株))へ、また事務局員を代表して竹内清美氏に組合の発展に貢献したとし、同理事長より記念品と感謝状を贈った。