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第24回 タクシー優良運転者協会長表彰開催 (2/2)
続いて、近畿運輸局大阪運輸局 藤本和往支局長は「現在タクシーでは利用者の状況に合わせたきめ細かなサービスの提供が求められています。受賞者の皆様にはタクシー利用者利便の向上に大きく貢献いただき感謝申し上げます。大阪でも配車アプリの導入、増加する外国人観光客の利用や、運転免許返納による高齢者の利用が見込まれ、さらに2025年の大阪関西万博開催など、タクシーが今後重要な公共交通機関として期待されています。皆様には引き続き、安全運転と安心で快適な輸送サービスの提供をし、ご活躍されますことを期待します。」と祝辞。

公益財団法人大阪タクシーセンター田村充啓専務理事は「今やタクシーは地域にとってなくてはならない重要な公共交通機関として打ち進められ、その社会的責務を果たすため様々な施策が投じられています。高齢者や障害のある方々の一助としてUDタクシーの導入が着実に進められており、また外国人観光客へのおもてなし策として外国語や観光知識の習得を積極的に取り組んでおられるところであります。また10月より大阪市域のタクシーを対象とした優良事業者等評価制度がスタートいたしました。この制度の最終目標はすべての事業者に所属するすべての運転者が優良評価を受けるところにあります。今後とも他のドライバーの模範となっていただき、その結果として最終目標を1日も早く達成できることを願っております。」と西岡信也会長の挨拶を代読した。

受賞者を代表して谷勝氏(近鉄タクシー(株))が「本日表彰いただいたご厚意に応えるために、私たちはより一層、お客様に安心、安全、快適と感じていただけるよう尽力してまいります」と謝辞を述べた。