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兵陸部がトラック点検整備セミナーを初開催 (2/2)
講習では、八木浩二氏(いすゞ自動車近畿株式会社)からスライドを使用した、日常点検やDPDと尿素SCR、安全装置について説明が行われ、「偏平タイヤは外観からは判断しにくいので、エアーゲージで確認を」など点検における注意点を呼びかけた。

その後、八木浩二氏と東野貴氏(同社)から、実車による日常点検の講習が行われ、点検ハンマーを使ったホイール・ナットの緩みやタイヤの空気圧等の点検、オイルの確認やライトの点灯確認などを説明し、音で確認する項目では「毎日続けていただければ聞き分けられるようになります。トラックに乗る前には点検を」と呼びかけた。

閉会の挨拶では西川孝秀・兵庫県トラック協会 専務理事が「本日のセミナーで習得された知識を会社に持ち帰り整備管理者との協力や運転者の方々に指導していただいて安全、安心な輸送につなげていただきたい」と締めくくった。

なお兵陸部は、当日参加者44 名へアンケートを実施し、結果は「実車にての日常点検」に「とても満足」52%、「やや満足」24%合わせて76%と好評で、「同じ様なセミナーに参加したい」は「参加したい」が63%あったとしている。