自動車ニュース
年頭所感ー一般財団法人 近畿陸運協会理事長 松川 隆男
社会的使命を果たす事業を実施
明けましておめでとうございます。

令和2年の年頭にあたり謹んでご挨拶申し上げます。

旧年中は、当協会に対しまして何かとご指導ご鞭撻を賜り厚くお礼申し上げます。本年もよろしくお願いいたします。

昨年は新天皇陛下が御即位され、年号が令和となり祝賀ムードに包まれる一方、消費増税が実施され、さらに台風による甚大な被害が続く等、国民生活への影響が懸念される年でもありました。

私どもの事業に直接影響のあります令和元年の国内自動車新車販売は、一年を通じて登録自動車、軽自動車とも大きな変動は見られず、消費増税の影響もあり、全体的には横ばいの状況となりました。

また、当協会における事業の根幹でありますナンバープレートの交付代行事業につきましては、一昨年に交付を開始しましたラグビーワールドカップ特別仕様ナンバープレートの交付は終了しましたが、2020東京オリンピック・パラリンピック特別仕様ナンバープレートは全国で150万件程度の申し込みがあり、そのうち近畿では11%位を占めています。申し込みが若干減少傾向にありましたが、開催が近づくにつれ少しずつ増加傾向になってきていますので、多くの皆さまにご利用いただけるよう広報活動等を強めてまいります。

私ども協会は、本年も「安全・安心・環境に優しい車社会の構築」の理念の下、公益性を堅持し、より一層社会的使命を果たすべく各種事業を行ってまいります。

例えば、公益事業としてイベント等を通じた自動車盗難予防啓発活動、安全・安心な車社会構築へ向けたシンポジウム・セミナー等への取組み、運輸安全マネジメント支援対策、環境対策としての大阪支部構内に設置している急速充電スタンドの本格運用等、諸事業を推進してまいります。

皆様方には昨年にも増してそれら事業へのご理解とご協力をお願いたします。

最後になりましたが、皆様方の事業のご繁栄とご健勝、ご多幸を祈念いたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

※松川理事長の「隆」は「生」の上に「一」。