自動車ニュース
年頭所感─一般社団法人兵庫県整備振興会 会長 西原 興一郎 (2/2)
このような転換期にあたり、令和2年においても将来に向かっての持続的な繁栄を目指し、業界全体の活性化と経営基盤の確立を推進するための諸事業を実施し、自動車のユーザーが常に安全で快適にクルマをお使いいただけるよう、整備事業者と共に社会的役割を果たしつつ、業界全体の更なる発展をめざして取り組んでまいります。

兵整振は本年度のキャッチフレーズである「クルマの進化に伴う新技術の習得」「継続検査OSS等ICT化(情報通信技術)への対応促進」「人材確保は整備業のイメージ向上から」を念頭に、将来に向けての経営基盤を確立し継続的な業界繁栄を目指して業界振興・活性化及び健全化の諸事業に取り組んでまいります。整備要員の確保については、「兵庫県自動車整備人材確保・育成連絡会」を軸として、本年も高校生を対象に「インターンシップ」に積極的に取り組み、学校訪問、出前授業の実施、自動車整備士職業紹介フェア等の開催、さらに「トライやるウィーク」を通じ中学生にもその対象を広げて取り組みます。

兵整商の運営につきましては、オイルなどの工場用品、作業服をはじめ、最近では検査機器設備類の購入も増加しており深く感謝いたしております。これからも毎年ご好評頂いております「商工祭」や「Fan Meeting」などを企画し、組合員の皆様の経済活動の活性化のため、引き続き品質の高い商品の供給、及び各種斡旋事業、指導・教育事業を積極的に推進してまいります。

本年も業界を取り巻く諸環境を踏まえ、将来に向けての新たな経営基盤の確立や継続的な業界繁栄、自動車整備業の社会的地位の向上のための諸事業を積極的に企画し、頼られる兵整振・兵整商に発展するよう事業展開してまいります。

 会員・組合員の皆様におかれましては、今年が良い年でありますように心から祈念しまして年頭のご挨拶とさせていただきます。