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新理事に瀧川高章氏を選任 (2/2)
瀧川会長はあいさつで、受賞者に深い敬意を表し、引き続き力添えを願ったあと「昨年はサービスエリアでの事故防止キャンペーンをはじめ、交通の安全と円滑を目指し様々な活動を行った。社会的関心を集める「逆走」、「あおり運転」「著しい速度超過」による重大事故など多くの課題もある。今後も警察、関係機関、各団体の力を仰ぎながら、高速道路の事故が1件でも少なくするために、存在感のある活動を推進してまいりたい」と述べた。

来賓祝辞で松崎義廣・兵庫陸運部長は「高速道路における事故は減少傾向にあるものの、運転ミスによる事故の80%は65歳以上の高齢者が占める。国は衝突軽減ブレーキ装置の義務化や、急発進システムへの補助等行う一方、事業用自動車では総合安全プラン2020による事故防止にも努めている。先進技術があっても自動車の安全、安心の確保は不可欠で、一層のご協力をお願いします」と述べた。また大石洋己・兵庫県高速道路交通警察隊長は「県下の高速道路における昨年の死者は10人(−2人)と全国ワーストワンの厳しい現状です。高速道での「あおり運転」「立入り」「逆走」があり、中国道、山陽道をはじめ県下の高速道路で夜間パトロールの強化にも努めたい。協力をお願いしたい」と述べ祝辞とした。