自動車ニュース
第3回 理事会開く
軽四輪掛金を改正へ

兵庫県交通共済協同組合は(北野穰理事長)は3月27日、兵ト協会館で第3回理事会を開き(1)出資契約及び事故受理状況、(2)自動車共済規程の1部改正、(3)新規加入 ―について審議、全て原案どおり承認した。

出資状況は882社(前年比−12社)、6,025口(−157)、契約状況は対人652社(−18)12,266台(−65)、搭乗401社(−4)3,893台(−34)、対物631社(−19)11,644台(+6)、車両368社(−2)3,252台(+70)、自賠395社(−31)3,319台(−102)となった。

事故状況は、対人死亡6件6人(前年比−1人)、傷害223件(−48)285人(−85)、搭乗者死亡0件、傷害9件(−1)9人(−1)、対物1339件(−9)、車両212件(−97)。(2月末現在)

自動車共済の規定の一部改正は、営業用四輪貨物車の事故が増加しており、平成28〜同30年の3年間における、共済掛金収入に対し共済支払額で算出する損害率が平均113%となったことから4%〜3%の範囲で引き上げると言うもの(改定案は別掲のとおり)。また、新規加入5社(4口)も承認した。

なお審議終了後、柳内国拡・専務理事は今期の収支決算に触れて「組合員様の事故防止への協力により今期も1億円超の黒字決算となる見込みです」と報告した。議長を務めた笹山誕一副理事長は「会員事業者の協力と事務局の頑張りのおかげで、良い決算となるようでありがたい」と締めた。

総代会は6月12日、兵ト協会館で開き、収支決算案を審議、任期満了に伴う役員改選を行う。第4回理事会は5月20日。