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大阪バス協会総会 |
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塩川近鉄バス社長が会長に再登板 新型コロナ禍で会費減免を承認 大阪バス協会は6月9日、大阪市のスイスホテル南海で新型コロナウイルスの感染拡大に配慮して座席の間隔をあけての着座で第74回通常総会を開催した。 総会では令和元年度事業報告、同決算、令和2年度事業計画、同予算を原案どおり承認、任期満了に伴う役員改選で、鈴木一明会長(南海バス社長)に替わり近鉄バスの塩川耕士社長が新会長に選出された。塩川会長は2014年から2年1期会長を務めており、今回は2回目の選出となる。 鈴木会長は冒頭の挨拶で、新型コロナ禍によるバス事業の厳しい経営状況を説明し、「新型コロナで大きく落ち込んだ需要の回復、拡大への取り組み」を喫緊の課題と挙げた。 役員改選では、鈴木会長が前任の桝元政明会長(当時南海バス社長)のグループ内異動を受けて残任期間1年を務めた。鈴木会長の後任で再登板となった塩川会長は、「新型コロナで外出自粛が影響し、バス事業が存続できるかどうか厳しい。国や大阪府に支援を要請しているが、未来は現在の延長。今を乗り切らないと未来はない」と今後の協会運営に理解と協力を呼びかけた。 役員改選では事務局も異動し、古角利裕専務理事が退任。阪部光雄常務理事が専務理事に昇格。さらに前大阪運輸支局長の藤本和往氏が常務理事に就いた。 総会では、バスの営業収入が激減する現状から会員の負担に配慮し、7月から9月までの協会費を免除、さらに10月から来年3月まで50%減額の措置を承認した。 |