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門政務官、交通・観光関係者等との意見交換会、観光地視察を行う (1/2)
「 公共交通機関として位置づけ、矜持を改めて伺った 」 門政務官
門博文・国土交通大臣政務官は7月7日、ホテルオークラ神戸で兵庫県における交通・観光関係者等との意見交換会を行い、神戸市内(南京町、コンチェルト、北野(風見鶏の館))の観光地におけるコロナウイルス感染予防対策の視察をした。国土交通省では地域経済の回復に向けて政務三役が分担して各地域を回り、関係業界や地元首長等の関係者と意見交換を行うとともに、観光地、宿泊施設、地域交通の現況等を視察している。

意見交換会で門政務官は「様々な業界でコロナの影響が出ている。一番大きく影響が及び、目先が見えないのが、観光、運輸交通関係業界だと思う。本日の会合をきっかけに更なる意見交換、コミュニケーションを図っていただき、現場の声を私たちに届けていただいて、私たちは現場の声を具に聴かせていただき、解決をして行ける方向を皆様とともに見つけていきたい」と挨拶した。

意見交換会では、国土交通省をはじめ観光業界関係者、兵庫県バス協会(長尾真会長)や兵庫県タクシー協会(吉川紀興会長)等交通関係者らが多数出席し、コロナウイルス感染拡大の影響についての現状について報告、観光の振興、助成について意見が挙げられた。また長尾真・兵庫県バス協会会長からは「外出自粛や休業要請があった中、公共交通機関として動かしていた。日祝ダイヤで良いところを平日ダイヤで維持していた補填を検討してほしい。バスも感染対策として外気を入れて、消毒徹底等の感染予防対策を行っている。バスが安全安心であることのPRを協会としても行っているが、行政も一緒にPRしてほしい」等を要請した。