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第1回県バス協理事会
令和2年度の事業報告・決算を承認

兵庫県バス協会(長尾真会長)は4月28日、令和3年度第1回理事会を開き、令和3年度通常総会(6月11日予定)提案の令和2年度事業報告同決算を審議、原案どおり承認した。
開催冒頭、長尾会長は「今回の緊急事態宣言では人流抑制策として国、県からこちらの方へ減便要請がある。前回、前々回はこうしたことはなく、通常どおりの運行に努めよとのことだった。ひねくれた考え方をすると、もうお金もない。自分達で何とかしてくれとの裏返しかなぁと考えたりもする。しかしながら、県、国へは前回同様エッセンシャルワーカーとして助成等については、しっかり要請していくつもりです」とあいさつ。
理事会は長尾会長が議長となり進行した。令和2年度の事業報告では「バス旅ひょうご」の展開、神戸市との連携による、神戸三宮地区の再開発計画によるバスターミナル建設に向けた協議、検討、またJR元町駅周辺での貸し切りバス2乗降場設置、新型コロナウイルス感染拡大による影響への対応として「バス密なし!3つの約束」キャンペーンや「ひょうご安心旅」等感染防止の見える化による旅行の需要回復事業の展開など15項目の諸事業を承認した。また同2年度の決算は一般会計では会費免除や会員の脱退などにより1千538万7千円の赤字となったが、原案どおり承認した。
なお同協会は、6月11日楠公会館で通常総会を開催予定。