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兵庫県交通共済 総代会開く
今期収益、1億5千万円超へ

兵庫県交通共済協同組合(笹山誕一理事長) は6月14日、書面決議で総代会を開催。5月24日書面決議の理事会提案の令和2年度事業報告、同決算令和3年度事業計画、同予算常任理事等原案どおり決定した。
令和2年度決算は、経常利益1億9千934万1242円、税引き後純利益は1億5千784万1242円となった。
内訳は支払共催9億4千889万5086円をはじめ、費用(支出)32億7千664万4770円。収益は共催掛金17億575万8770円をはじめ、34億7千598万6012円となった。対人共済で5千532万円。搭乗傷害で1925万円、対物8千633万円、車両で1千862万円と全ての科目で収益を上げた。また事故も死亡2人(前年6人)、傷害も268人(同305人)、対物も289件の減少となった。しかし、車両事故は21件増の252件となった。
新年度事業計画は、これまでの「役立つ」「信頼」「身近」を3本柱キーワードの下、契約の拡大、事故防止の徹底、事故処理の充実を3重要事項として、予算では8千800万円を最低目標の収益を見込み、収入36億8千647万円、支出35億9千778万円の立案に承認された。