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令和3年度 第1回 神戸波止場町サロン
海事功労者の表彰式を、動画配信で実施
オリジナル動画も、海の日に合わせ公開


神戸市運輸監理部(石原彰監理部長)は7月9日、神戸第2地方合同庁舎で、令和3年度第1回神戸波止場町サロンを開催した。新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、昨年に続き「海の日」に神戸で開催している海事功労者の表彰式を、動画配信にて実施すると発表。

 石原彰監理部長は、開催冒頭「神戸運輸監理部での取組みを我々行政として、色々世の中にもっと知っていただくべきことが多々あると思っております。それはメディアの皆さんにまずは知ってもらう、これは非常に大事だと思います。テーマをその時ごとに決め、そのテーマについて、できるだけ我々の取り組みの内容、あるいはその背景とかをお伝えして、これからのメディアの皆さんにいろんな取材活動などに繋げていただきたいと思っております。記者さんご自身としても我々がやっている海の取り組みあるいは陸の取り組みについて、ご興味を持っていただければありがたいので、そういう趣旨で開催していきます。海事思想の普及というのが耳慣れない言葉かもしれませんけれども、国土交通省としての一つの重要な仕事になっております。日本は海洋立国海事立国ということで日本の社会を維持発展させるためにも海洋海事というのは非常に重要な分野でありますけれども、国民の皆さん一人ひとりがもっと海洋海事を身近に捉えて、理解を深めていくということが、海洋海事の維持発展にも繋がっていくと思います。この海事思想の普及にとって大きな日が海の日で、まもなく海の日が来るということで、今回このテーマでお伝えします」と開催の趣旨を述べた。
海の日の当日は、7月22日に動画配信サイトYouTube(ユーチューブ)で、「『海の日』海事功労者等表彰 in KOBE」の名称で開設したチャンネルに表彰式の動画を午前10時から配信する。同午前10時からは、幼児、小中学生にいっそう海に親しみ、海を愛する心情を培う事を目的とした「海の絵画コンクール」の入賞作品も配信予定だ。また、当日のイベントでは、「連節バスに乗って神戸の街を、神戸港遊覧船で海を散策」、「第20回Kobe Love Portみなとまつり」、「姫路港ふれあいフェスティバル」など開催するとしている。

なお、神戸市運輸監理部では、海事思想の普及、海の日に関する情報を、コロナ禍であることを鑑みてデジタル広報の活用に力を入れている。神戸運輸監理部ホームぺージ、Twitter、YouTube(神戸運輸監理部 公式チャンネル/海の日チャンネル・神戸)にて情報発信しており、今後も継続していくとのことだ。