自動車ニュース
整備主任取得に支援
基礎会費、1年間免除 

 兵庫県自動車整備振興会(西原興一朗会長)、兵庫県自動車整備商工組合(同理事長)は、シーサイドホテル舞子ビラ神戸で、令和3年度定時総会と第46期通常代議員会を開催した。

 兵整振は、令和2年度決算を承認した後、令和3年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響を考慮し、正会員および賛助会員の基礎会費を4月より1年間免除(約5千万円)することを決定した。

 両団体とも任期満了に伴う理事・監事の改選を行い、それぞれ20人の新理事を選任、他は再選となり、山本喜一氏の専務理事退任により成久博康氏を専務理事に選任した。兵整振は正副会長、他の常勤理事を再選、商工組合は中谷巌福理事長が退任、新副理事に三木正夫氏((株)エムアンドエム)を選任した。他は再任。

 西原会長は、挨拶で「会員の皆様には、「3つの密」を避ける取組を講じつつ、事業を継続して頂き心からから感謝申し上げます。昨年4月より特定整備制度がスタートし、現在、電子制御装置整備の認証は350事業場から認証され、5244名が整備主任者資格取得実習講習を修了し、試問まで修了した整備主任は4480名です。引き続き、認定取得に向けお手伝いさせて頂きます。コロナ対応を強いられる会員の一助となるよう令和3年度に限り、基礎会費を免除させて頂き、主な事業として、「特定整備事業制度への対応」「クルマの進化に伴う新技術への対応」「継続検査OSSの利用促進」をキャッチフレーズに、新たな経営基礎の確立、継続的な事業繁栄を目指した事業の活性化、健全化の推進を基本とする諸事業を実施します。また支部で行う研修会、イベントにも支援はもとより積極的な情報提供を行い、支部活動の活性化と連携を一層強固なものにしてまいります。お力添えをお願い申し上げます」と述べ、協力をもとめた。