自動車ニュース
第1回合同例会(リアルとWEBのハイブリット合同例会)
スローガンは「すべてのことに挑戦」近藤理事長

兵庫県自動車青年会議所(近藤実仁理事長)は7月17日、グリーンヒルホテル明石で、新型コロナウイルスの状況を鑑みて、初のリアルとオンラインのハイブリット形式で2021年第1回合同例会を開催した。

開催冒頭、近藤理事長は「今回の合同例会は対面とオンラインを通して、ハイブリット方式を初めて行うことになりました。次回の合同例会の時には以前のように対面にてお会いし、色々情報交換や、また拙いお話が皆さまとできればなというふうに、切に願っているところでございます。」と挨拶した。続けて今年のスローガンの説明では「昨年度、WEBを通じてオンラインでの開催ということで、活動自体があまりできなかったというふうに思います。特に昨年度、このJMCに関しましては大きな節目であります50周年の式典を行って、OBの方々と皆様とお祝いをしたいという想いで企画していたのですが、結局コロナウイルスの影響で開催できないまま、1年が過ぎてしまいました。自分自身が今年理事長をさせていただく上で、皆さん何事に対しても挑戦という気持ちを持っていただき、この1年間活動が出来ればという想いで、全てのことに対して挑戦するという意味を込め、今年のスローガン「すべてのことに挑戦」という形で掲げさせていただいております」とスローガンの想いを述べた。さらに「極力緊急事態宣言などが発令されていない場合は、色々やり方をみんなと考えていきながら、なんとか1年全うして、私も理事長の仕事を務めさせていただきたいと思っておりますので、同じ方向を向いてみんなと一緒にやっていきたい」と意気込みを語った。

来賓挨拶では、リモートにて一般社団法人、兵庫県自動車整備振興会、成久博康専務理事より「自動車業界数年前から100年に一度の大変革期といわれております。分解整備や特定整備に変わりまして、電子制御装置整備の認証も新たに加わりまして、現在日本や中国ではハイブリットやTHVも含めたEVに舵を切ろうとしています。しかしですね、諸外国ではカーボンニュートラル社会に向けまして、2035年には乗用車のガソリン車やディーゼル車の新型販売を禁止するという動きが新聞紙上で書かれております。諸外国の動き次第では日本もどういう大冒険になるかという想いでございます。どのような方向に向かおうとも自動車は無くなることはない、すなわち整備という仕事は無くなることはないということを考えております。しかし自動車が急激に進化をしておりますので、情報収集と勉強は常に必要となります。振興会も常に情報収集しまして、皆さんに情報展開をしていきたいと思っております。JMCさんもこれからの活躍に振興会として大きな期待をしております。今後ともご理解ご協力をいただきますようよろしくお願いいたします」と今後の協力を呼びかけた。

また、友好団体徳島EJ.CLUBの八木治会長からリモートで「私たち徳島県は、このコロナ禍の影響で観光客が激減し、仕事にも影響が出ている会社がたくさんあります。現に廃業された自動車会社も数件あり、厳しい年になってきました。先程のお話で「新たな挑戦」ということをお聞きし、私も最近、挑戦というか改めて基本に戻ってDMなどの手書きの案内も書いてみたり、初心に戻ってやっている次第です。その甲斐もあり、何度か新しいお客様も入ってきたことがありますので、何か今できることを皆様の中でも気づいて何か行動にできればいいのではないかと思っています」と祝辞を述べた。

また、第二部では価格調査事業について意見交換が行われた。