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第1回環境対策委員会 |
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「環境と物流を考えるフォーラム」を実施 トラック環境対策を県民に認知へ 兵庫県トラック協会(原岡謙一会長)は8月4日、令和3年度第1回環境対策委員会(山口一幸委員長)を開催し、令和3年度環境対策事業計画について、同環境キャンペーンやエコドライブ運動の実施、各種助成について全て承認。また、新副委員長には、椿本和生氏((合同)つばき)と清瀬一郎氏((株)シキトウサービス)が選任された。 山口委員長は冒頭あいさつで「世間的にカーボンニュートラルを叫ばれる中、環境対策委員会として、環境にやさしい業界となるよう努めたい」と述べた。 今年度の事業計画の骨子は、環境対応車の導入促進及び最新規制適合車への代替推進、エコドライブの促進、環境キャンペーン運動等の実施など5項目が盛り込まれた。環境キャンペーン運動については、トラック事業者が地球温暖化防止に向けた環境対策に取り組んでいることを県民に認知してもらうことを目的にJR駅周辺等で毎年実施をしているが、街頭での広報活動においてはコロナの影響が密に関係しているため準備は進めていく方針だが、感染拡大状況によっては中止も視野に入れていく方針だ。また、「環境と物流を考えるフォーラム」は、前回のアンケート結果を反映しつつ、環境対策委員会内に副委員長2名を中心とした6名で小委員会を設け、フォーラムのテーマや、より具体的な内容を別途協議する方針に決まった。なお、昨年度は新型コロナウイルスの影響もあり、例年の参加人数より半分に減らして「環境と物流を考えるフォーラム」を開催した。 その他の報告事項で、カーボンニュートラルに向けた自動車政策検討会について説明では、事務局から「昨年10月、2050年までにカーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すと政府より示されました。今後カーボンニュートラルは環境対策の主軸となるものです。資料を参考に今後の環境対策に取り組んでいただければ」と呼びかけた。他にもトラック業界が取り組む方策を図表にし周知徹底を目的とした『トラック業界の価値を高める羅針盤−働き方改革の実践−』についての説明があった。山口委員長から「標準的な運賃については、我々一人ひとりが声を出していくことが大切である」と協力を求めた。 |