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令和3年度 第2回 神戸波止場町サロン
ひょうご海事観光で、地域活性化を目指す

神戸市運輸監理部(石原彰監理部長)は10月15日、神戸第2地方合同庁舎で、令和3年度第2回神戸波止場町サロンを開催した。今回はひょうごの海事観光についての取り組みがテーマで、資料を元に石原彰監理部長より説明があった。

海事観光とは、船及び関連するものを対象又は手段とする観光。具体的には、船を楽しむ・船から楽しむといった、遊覧船、定期航路、イベントクルーズ、大型クルーズ船。「コト」を学ぶ・楽しむといった、船員体験航海、マリンレジャー。文化を学ぶといった、博物館、史跡のことである。

また、海事観光の意義とは、文化及び経済の両面において貢献すること。文化とは、海事思想の普及、個人の充足感獲得。経済とは、地域経済(海事産業、観光業等)の活性化だ。

具体的な取り組みとして、地域海事観光の促進(淡路島)では、2020年度にとりまとめた海事観光コンテンツ案から実証事業を実施。うずしおナイトクルーズを9月と10月で計4回行った。今回の結果を分析し、淡路島の誘客を目指す。また、家島諸島では、企画切符「しま遊びきっぷ」を昨年から実施。今年は、昨年の路線バス(姫路駅〜姫路港)の往復乗車券に加え、島内飲食店等による割引サービスも追加、交流人口の拡大と航路の利便性向上による航路確保・維持調査を行っている。

デジタル広報活動では、神戸運輸監理部公式チャンネルをYouTubeで開設、またTwitterも開設しており、職員が県内の観光スポットを発信しPR活動を随時継続。

なお、第3回の神戸波止場町サロンは12月に開催予定だ。