自動車ニュース
「トラックの日」、特別PR番組をサンテレビで放映
トラック輸送の役割と重要性を語る


兵庫県トラック協会(原岡謙一会長)は10月8日、関西ローカルのサンテレビにて「キヨピーが迫るトラックの日SP -知られざるトラック輸送の世界-」を放映した。同協会では例年、10月9日「トラックの日」にイベントを開催していたが、今年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止のためイベントの開催を中止。代替企画としてサンテレビによる初の特別PR番組を放映となった。

今回放映した番組では、一般の人が知らないトラック輸送の現場に密着したVTRを元に、トラック輸送の役割、重要性をPRするものだ。

具体的な内容としては、トラック運転手に必要な免許、トラックの種類、女性ドライバーの活躍などについてだ。

また、どんな人がドライバーに向いているのかについて、兵庫県トラック協会の青年部協議会で会長を務める稗田健吾氏は「運転が好きであること、人と関わる時間が少ないこともあり、人と接するのが苦手な人にも向いている」と語った。

最後に原岡会長より「兵庫県トラック協会では、約2100社が加盟している。行政、自治体、警察など他団体とも連携し、交通事故の防止や環境対策など運送業界が抱える諸問題に対応すべく多種多様な活動を行っている。トラック輸送は国内貨物の9割を占めており、生活用品、食料品や災害時の緊急物資などあらゆる物を運んでいるエッセンシャルな仕事。しかし、高齢化などの影響で人手不足が課題だ。若い方には日本の暮らしと経済を支える担い手になってほしい」と今後の業界発展に向けて若い力の必要性を述べた。